歴史を知ろう

水のめぐみ館「アクア琵琶」

琵琶湖は、日本最大の面積を誇る湖として知られています。
その歴史は非常に古く、多くの人々の暮らしを支え続けてきました。

そんな琵琶湖への理解を深めるために作られたのが、水のめぐみ館「アクア琵琶」です。
ゲームや模型、映像を取り入れながら、学習することができる体験型施設で、子供だけではなく大人も十分に楽しむことができます。

中でも、子供達に大人気なのは、豪雨を体験することができる、雨体験室と呼ばれるアトラクションです。
雨具と傘を持って施設内に入るのですが、全部で4段階の雨量を体験することができます。
特に注目したいのは、世界最大といわれている、1時間あたり600mmの豪雨体験です。
豪雨の恐ろしさを、身をもって体感することができますので、必ず立ち寄るようにしたいものです。

その他の見どころとしては、映像ホールがあります。
琵琶湖の景色や、人々が琵琶湖とどのように関わってきたのかが分かる内容となっており、200インチの巨大スクリーンで見る映像は圧巻です。

それから、現在の琵琶湖の生態系を観察することができる、水辺のコーナーも必見です。
琵琶湖は古代湖と呼ばれ、非常に珍しい生物が生息しているのですが、洪水防御の事業が行われてから、琵琶湖の生態系が大きく変化したといわれています。
現在、復元が検討されているようですが、以前の生態系に戻すことができれば、より珍しい生物を観察することが出来るようになるかもしれません。

また、琵琶湖は、大規模な洪水を何度も起こしてきたことでも有名です。
そのため、洪水が起こった際の様子や、現在の琵琶湖の管理体制についても、いくつかの展示物から学習することができるでしょう。

以上、水のめぐみ館「アクア琵琶」についてご紹介してきましたが、1点注意したいことがあります。
それは、平日のみの営業となっているということです。
とはいえ、観光の一環としても訪れることができますので、気軽に足を運んでみると良いでしょう。

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