歴史を知ろう

札幌市水道記念館

札幌市水道記念館は、水の大切さや関わり方を学ぶことができる、体験型の施設です。
札幌市を一望できる、藻岩山ロープウェイの近くにあり、藻岩浄水場として使用されていた建物を、リニューアルして使用しています。
また、札幌市水道記念館は、近代水道百選や、土木学会選奨土木遺産にも選ばれた、歴史的価値の高い建物でもあり、観光スポットとしても有名です。
それでは、記念館の館内について、ご紹介していくことにしましょう。

館内にある展示物は、主に小学生を対象とした内容となっています。
とはいえ、大人でも十分楽しむことができように工夫されており、水の性質や特徴の他、水の誕生から再生されるまでの流れを、体験を通して学べる仕組みが用意されています。
例えば、自ら水になった気分で探索することができる水工場は、普段馴染みのない浄水場の仕組みを体験できる展示物で、実際に体を動かしながら、蛇口から水が流れ出るまでの工程を学ぶことが可能です。

それから、子供たちに特に人気があるのは、サイエンスパークと呼ばれるスペースだといえるでしょう。
巨大ジャングルジム、ウォッピースロット、ヘキシャボン、エンジェルリングがあり、それぞれ遊びの要素がふんだんに盛り込まれています。
特に、ウォッピースロットは、水鉄砲で3つの水車を狙うというもので、札幌市の水道局キャラクターである、ウォッピーのイラストを揃えるという内容となっており、行列ができるほどの人気ぶりです。

この他にも、水と人との関わりを分かりやすく解説したアクアタウンや、水源と森との関係性を表現した水源の森と呼ばれるコーナーなど、見どころがたくさんあります。

中でも子供たちが必ず立ち寄るのは、キッズルームのようです。
インドアクライミングのように壁を登ることができたり、ボールプールが設置されているなど、子供が喜ぶ遊具が揃っています。
また、気温が高くなってくると、札幌市水道記念館の前の噴水に水が入れられるため、水遊びをすることもできるようです。

このように、札幌市水道記念館は、子供たちが喜ぶ展示物が豊富だといえますので、公式サイトで告知があるイベントに合わせて、訪れてみると良いかもしれません。

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