歴史を知ろう

松山市水と人のみらい館

松山市水と人のみらい館は、2010年にリニューアルオープンし、体験型の施設として生まれ変わりました。
元々は、松山市の水道資料館として運営されていましたが、リニューアルオープンしてからは、対象を小学校4年生とし、社会科の学習に役立てることができるような内容へと変更されています。
また、施設の最大の特徴は、3つのゾーンに分かれているということです。
それでは、それぞれのゾーンについて、詳しくみていくことにしましょう。

まず1つ目は、エントランスゾーンです。
館内を見学する際に役立つ、映像シアターが用意されている他、床一面に広がった航空写真を見ながら、水道水が届けられるまでのルートを辿ることが出来るようになっています。

2つ目は、学習ゾーンです。
江戸時代から現代にかけて、水の道具がどのように変化していったのかを学ぶことが出来る他、パネルや模型を使って、水道水が自宅まで届けられる流れについて解説されています。
また、水の体感スタジオでは、画面を使って水道の歴史が学べるだけではなく、浄水場から水道水が作られるまでの様子を、体感することも可能です。

最後の3つ目は、体感ゾーンです。
子供たちに一番人気があるゾーンでもありますが、ゲーム感覚で水に関する学習が行えるようになっています。
中でも、井戸くみの疑似体験は、昔の人の生活の一部を垣間見ることができ、現代がいかに便利になっているかを、実感する子供たちが多いようです。

この他にも、子供たちがのびのびと学習できる体験型の展示物や、アトラクションが揃っていますので、夏休みや冬休みの自由研究の題材としてもおおいに役立てることができるでしょう。

松山市水と人のみらい館は、入館料無料で、年末年始と土日祝日が休館となっています。
10台程度ではありますが、駐車場も完備されていますので、家族で見学して楽しむこともできるでしょう。
尚、10名以上の団体で利用する場合は、事前連絡が必要です。

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