歴史を知ろう

豊中市水のワンダーランド

豊中市水のワンダーランドは、猪名川流域下水道原田処理場を訪れた際に立ち寄ることができる施設です。
大阪国際空港のすぐ側にありますので、地元の人であれば誰でも知っている施設と言っても良いかもしれません。
下水道に関する情報が提供されている他、子供でも楽しみながら水について学ぶことができるようになっています。
それでは、施設の詳細について、ご紹介していくことにしましょう。

豊中市水のワンダーランド内は、AからCのゾーンに分かれており、それぞれテーマが設けられています。

まず、Aゾーンについてですが、水の大切さや下水道と汚水処理に関する情報を提供しており、汚れた水がどのように集められているのかがよく分かるようになっています。

次に、Bゾーンについてですが、汚い水がきれいな水へと生まれ変わる様子が一目で分かるようになっているため、普段使用している下水道の仕組みを知ることができるでしょう。
また、水をきれいにするまでの工程についても、分かりやすく解説されています。

そして、最後のCゾーンですが、下水処理場がどのように運営されているのかが一目で分かる他、ビデオや書籍を通してより深く下水道について学ぶことが出来るようになっています。
一言でいうなら、資料室のようなスペースだといえそうです。

1つひとつのゾーンは、それほど大きなものはありませんが、普段、私たちが使用している下水道が、どのように扱われているのかを知るには、十分な量の情報が提供されているといえるでしょう。

また、猪名川流域下水道原田処理場は、猪名川の恩恵を受けている地域に、深く関わりのある施設でもあります。
高度成長期や人口増加により、急激な汚水が目立つようになり、その対策として作られたのが同施設なのです。
そのため、猪名川一帯の歴史を知る上でも、とても参考となるでしょう。

以上、豊中市水のワンダーランドについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
ワンダーランドの近辺には、スポーツができる広場や、芝生公園なども隣接しており、また、すぐ目の前を飛行機が離発着しています。
そのため、休日に家族で訪れてみても良いかもしれません。

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